スクエアな頭部と顎という独特の特徴と対をなす、すっきりとした短い胴と「主体色とホワイト・マーキング」の釣り合った組み合わせを持つ犬、愛想がよく活発で優れた気質と高い知能を持ち合わせる。それゆえに無比の伴侶とされる魅力的な犬がアメリカ原産のボストン・テリアである。
犬のスタンダードを広く理解していただき、より多くの健康で優良なボストンテリアが育っていくことを切に願います。ブリーダさんだけではなく、ペットを飼うオーナーとして最低限の知識を学んでおいてください。
#このページの制作にあたりThe BOSTON TERRIER CLUB OF AMERICAのA PICTORIAL AND ILLUSTRATED STANDARDの挿絵を使用しています。2次利用はご注意下さい。

活発できわめて利口、なめらかな短毛に短い頭部、コンパクトな体形、短尾でバランスよく、毛色はブリンドルか暗褐色かブラックで、ホワイトマーキングが目立つ。
頭部は犬のサイズと釣り合いがとれており、表情で知能が高いことがわかる。
どちらかといえば背は低く、がっちりとしている。四肢は強く、よい角度をし、尾は短く、プロポーションを悪く見せるようなものは何も無い。
優れたスタイルと上品な身のこなしで、決断力、忍耐力、行動力をもつ印象を与える。

体重で次のようにクラスが分けられる。
脚の長さは胴の長さとバランスがとれ、そこでボストンテリアのスクエアな感じがでる。
たくましい犬であり、きゃしゃに見えたり粗野に見えたりしてはならない。骨量と筋肉は体重と構造に比例して釣り合っていなければならない。雄雌の比較では、雌の形態に多少の優雅さが感じられるのが唯一の違いである。

各部名称
ブルドッグを先祖とするボストンには本来ブラックは存在しなかったといわれていますが、小型化をするためにマンチェスターテリアを異種交配した際、ブラックという毛色の固体が時たま出るようになりました。しかし「犬のレベルが同じであるならばブリンドルの方が優位である。」とアメリカナショナルクラブのスタンダードに明記されているように、ボストンは本来”ブリンドル&ホワイト”が基本です。ただし、ブリンドルでも色調により細分化していることには注意をしてください。

短毛で光沢があり、手触りは繊細。色はブリンドルか暗褐色またはブラックでホワイト・マーキングとなる。他の条件が同じならば、ブリンドルが上位にあたる。
(注意)暗褐色限定。暗褐色は日光か明るい光の中で見た時、赤みがかかっていなければ黒く見える。
右写真は、ブリンドルと黒。

必要なホワイト・マーキングがなくブラック、ブリンドル、暗褐色の毛色。グレイとレバーの単色。などは失格となる。
必要な模様(右下写真)は、白いマズル・バンド、目の間から頭部までのホワイト・ブレーズ、白い前胸となる。
望ましい模様(右下写真)は、白いマズル・バンド、目の間から頭上までのはっきりとしたホワイト・ブレーズ、白いカラー、白い前胸、前肢の下部と後肢の飛節下が、部分的にか全体的に白いとなる。
(注意)犬種の見本となるような犬ならば「望ましい模様」(必要な模様と混同しないこと)を持たないからといって減点されるべきではない)。

頭部か胴が大幅に白い犬は、その欠点を打ち消すほど他に十分な長所を持っていなければならない。
基本の毛色は、ブラックブリンドル&ホワイト、ブリンドル&ホワイト、シールブリンドル&ホワイト、マホガニーブリンドル&ホワイト、ゴールドブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイトとなっています。